松山市新浜町 屋根漆喰工事 「漆喰」とは? 雨漏り ひび割れ 外壁塗装 屋根塗装 瓦 H様邸

こんにちは、乗松です。

今回は、愛媛県松山市新浜町にて【屋根の漆喰工事】を行いました!


「屋根の漆喰ってどんな役割をもっているの?」「屋根の漆喰をメンテナンスする方法は?」と疑問に思っていませんか?


屋根の漆喰とは?

屋根の「漆喰」とは、建築材料のひとつであり、主に日本の古民家や寺院などで使用されています。漆喰は、石灰石を焼いて水を加えた「消石灰」を主成分とした塗り材のことです。漆喰は、その特殊な特性により、屋根において重要な役割を果たします。

漆喰の役割

漆喰の主な役割の一つは、防水性です。漆喰は石灰の特性により、水を吸収することができます。そのため、屋根にかかる雨水を吸収し、徐々に放出していくことで、屋根内部を乾燥させる役割を果たします。また、漆喰の表面が均一で滑らかであるため、雨水が滞留せずにスムーズに流れ落ちるのも特徴です。

さらに、漆喰は調湿性にも優れています。空気中の湿度が高くなると、漆喰は湿気を吸収し、乾燥させる働きを持ちます。逆に、湿度が低下すると、漆喰は湿気を放出し、室内の湿度を調整します。この調湿効果により、屋根内部の湿度を一定に保ち、腐食やカビの発生を防ぐ役割を果たしています。

漆喰の寿命

漆喰の寿命は、定期的な点検と補修によって延ばすことは可能ですが、一般的には20年から30年程度とされています。漆喰は自然素材であり、時間とともに劣化やひび割れが生じます。また、寿命は気候条件や使用状況によっても異なる場合があります。漆喰の寿命を伸ばすには、適切な管理とメンテナンスを行い、屋根を保護することが大前提だとわかるでしょう。

屋根の漆喰の劣化症状

屋根の漆喰は、外部環境の影響が大きく経年劣化していきます。経年劣化により、以下のような症状を引き起こします。

  • ひび割れ
  • 変色やコケ
  • 剥がれ

それぞれの症状について、簡単に見ていきましょう。

(1)ひび割れや欠け

漆喰が長期間にわたって変化することで、表面にひび割れや欠けが生じることがあります。これは、気候条件や建物の収縮と膨張などによる自然な現象です。しかし、ひび割れや欠けが大きくなると、雨水や湿気が侵入しやすくなり、屋根の防水性能が低下する可能性があります。

(2)変色やコケ

漆喰は、長年の紫外線の影響や気候条件によって変色することがあります。また、太陽光や風雨にさらされることで、漆喰の表面が徐々に劣化し、色合いが変わることも。さらに、湿度の高い環境では、漆喰の表面にコケや苔が発生してしまいます。これらの変色やコケは、建物の美観を損ねるだけでなく、漆喰の保護機能を低下させる可能性があります。

(3)剥がれ

漆喰が適切な下地や施工方法でなされていない場合、あるいは長年にわたって劣化が進んだ場合、剥がれが生じるケースもあります。剥がれた漆喰は、屋根の保護を十分に果たせず、屋根内部の雨漏りを引き起こす可能性があるでしょう。

屋根の漆喰が劣化すると?考えられるリスク3つ

屋根の漆喰が劣化すると、次のようなリスクが考えられます。

  • 棟の葺き土の流出
  • 瓦のズレ・落下
  • 建物内の雨漏り

ひとつずつ簡単に解説します。

(1)棟の葺き土の流出

漆喰は屋根の棟部分を保護し、葺き土(ふきど)を固定する役割を果たしています。しかし、漆喰が劣化し剥がれると、葺き土が固定されなくなり、雨風によって葺き土が剥がれるリスクが生じます。これにより、屋根の耐久性が低下し、雨漏りや屋根材の損傷の原因となる可能性があります。

(2)瓦のズレ・落下

漆喰は、屋根瓦の固定や保護にも重要な役割を果たしています。劣化した漆喰では瓦の固定力が弱まり、風や振動によって瓦がズレたり落下したりするリスクが高まります。瓦がズレると、雨水や風が屋根内部に侵入し、雨漏りや建物の構造への損傷を引き起こす可能性があります。また、瓦の固定力が弱まることで、瓦が落下して近隣の家に飛散する危険があるかもしれません。最悪の場合、通行人への被害を招くかもしれないので、細心の注意を払う必要があります。

(3)建物内の雨漏り

劣化した漆喰は、雨水が屋根内部に浸透する隙間や剥がれた箇所を作り出します。雨漏りが発生すると、建物内部の壁や天井に水漏れが生じ、建物の内部構造や家具などが損傷してしまいます。

また、湿度の上昇によってカビや腐敗が進行し、アレルギー性鼻炎や皮膚の炎症といった健康上の問題を引き起こす場合もあります。さらに、電気配線に水が回ると漏電による重大事故を招くリスクもあるので、被害が出る前のメンテナンスが必須です。

屋根の漆喰のメンテナンス方法

屋根の漆喰のメンテナンスは、劣化の進行具合によって方法が変わります。漆喰のメンテナンス方法は、主に以下の3通りあります。

  1. 部分的な塗り替え
  2. 塗り替え
  3. 棟部の葺き替え

それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。

部分的な塗り替え

劣化が進んだ箇所やひび割れが見られる部分を重点的にメンテナンスする方法です。まず、古い漆喰を除去し、表面を清掃します。次に、新しい漆喰を適切な厚さで塗り直し、均等に仕上げます。部分的な塗り替えでは、劣化した部分のみをメンテナンスすることで、費用や手間を最小限に節約できます。

塗り替え

屋根全体の漆喰を一度に塗り替える方法です。これは、劣化が進んだ箇所だけでなく、全体の漆喰の寿命を延ばすために行われます。また、劣化している箇所が広範囲に及ぶ場合に効果的です。

まず、古い漆喰を除去し、表面をきれいに清掃します。次に、新しい漆喰を均一に塗り直し、漆喰の密着度や仕上げに注意します。塗り替えは、屋根全体の保護を確保するために重要な作業であり、定期的なメンテナンスとして推奨されます。

棟部の葺き替え

漆喰は屋根の棟部分を保護する重要な役割を果たします。棟部の漆喰が劣化したり剥がれたりした場合、葺き替えが必要になります。棟部の葺き替えでは、古い漆喰を取り除き、新しい漆喰を施工します。棟部は屋根の最も頂点に位置するため、適切な施工と耐久性のある材料の使用が重要です。

実際の工事の写真📷






最後に屋根のお掃除をして完了です!

屋根はとても大事です。

気になる点がありましたら、お気軽にアスプラスに
ご連絡、ご相談くださいね😊
もちろん点検、お見積りは無料です!


出逢いに感謝!!



診断無料お見積もり無料

お急ぎの方、相見積もりなどはまずはお気軽にご相談ください!

地域密着店だからこそ
どんなご相談にも正直に、
丁寧に対応します!

どんな些細なことでも結構ですので、気になること分からないことがあればご遠慮なくお問い合わせください。無理に契約を迫ったり、しつこい営業は絶対にしませんので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

電話を受けるスタッフ
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

株式会社アスプラスのアバター 株式会社アスプラス 松山市の屋根・外壁専門店

私たちは、愛媛県松山市で創業70年以上の歴史がある外装リフォーム店です。瓦屋根の専門店として創業以来、地域の皆様の大切な住まいを守り続けてきました。
「 明日にプラスを 」という企業理念をもって、一軒一軒の住まいを、 明日はもっと快適に。 明日はもっと安心に。 明日はもっと素敵に。そんな想いで、リフォームを通じて お客様の暮らしに確かな「プラス」をお届けします。

目次