松山市太山寺 基礎 モルタル補修 ひび割れ 劣化 雨漏り F様邸

こんにちは、乗松です。
今回は、愛媛県松山市太山寺にて【基礎のモルタル補修】を行いました。
モルタルとは何か
モルタルとは、セメントに砂と水を加えたものです。セメントと比べると強度が少し劣りますが柔軟性は高く、耐火性もあります。
モルタルの用途としては、まずブロックやレンガの接着剤としての役割が挙げられます。ブロックやレンガを並べたり、積み上げたりしただけではすぐに崩れてしまいますが、間にモルタルを目地材として使うと安定します。また、壁面にモルタルを塗り、その上にタイルを付けることもできるため下地として使うことも可能です。
コンクリートの表面に仕上げ材として塗ることもあります。モルタルを塗装に使うと、味のあるオリジナリティ満載の壁が出来上がります。駐車場などの床に滑らかな表面になるようにモルタルを塗ると、見た目がきれいになる上、水はけも良くなります。
このように、モルタルは外壁や室内の壁だけでなく床にも使われるのです。
モルタル外壁のメリット・デメリット
現在は、サイディングといわれるパネル状のボードで外壁を仕上げたものが主流になっています。以前の主流であったものの、今でも需要のあるモルタル外壁にはどのような特徴があるのかみてみましょう。
メリット
つなぎ目がないため、きれいで高級感のある見た目が特徴です。
手仕上げならではの温かみやオリジナリティがあり、味わいがあります。また、モルタルだからといって灰色や暗い色だけではありません。色や模様を選ぶこともできるので、自分好みの壁に仕上げられます。
機能面では、まず耐火性の高さが挙げられます。もし燃えたとしても、有毒ガスは発生しないので安心です。さらに、耐震性や耐久性にも優れているとされており、きちんとメンテナンスをしていれば長く使用できます。
つなぎ目がないため、はがれたり劣化したりした部分のみをピンポイントで補修できるのもメリットです。
材料が金属ではないため、壁が熱くなりづらいという特徴もあります。金属製の外壁に比べると室内が暑くなりにくいので、夏場は嬉しいメリットです。
デメリット
見た目においては、汚れが目立つということが挙げられます。雨が降ったとき、窓などの開口部から流れた汚れが縦に筋状に付いてしまいます。そのため、汚れの付きにくい低汚染塗料を使用するのがおすすめです。
また、ひび割れしやすく、ひびの入ったところに雨水やホコリが入るようになり、劣化していきます。きれいな状態を保つためには、定期的に補修したり塗装したりするといいでしょう。モルタル壁自体は防水性が低いため、壁の表面を塗装することで防水性能を高められます。さらに、劣化していくと壁にチョークの粉のようなものが付く「チョーキング」という現象が起こります。
モルタル外壁は手仕上げということもあり、出来映えは職人の腕に左右されます。施工期間も長くなり、材料費や人件費、定期的な補修などのメンテナンス費用も考慮するとコストパフォーマンスはあまり良くありません。
モルタル床のメリット・デメリット
人気の高まっているモルタル床ですが、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
メリット
まず見た目においては、家というよりもむしろカフェやスタジオのようなおしゃれな雰囲気を演出できます。インテリアのテイストは好みがありますが、様々な雰囲気になじみます。
滑らかな仕上がりにすると掃除がしやすいのもメリットです。玄関や土間をモルタル床にするのもおすすめですが、キッチンなどにも使用できます。撥水加工をすると防水性がアップするため、多少の水気がある場所でも安心です。
デメリット
モルタル外壁と同じく、ひび割れのしやすさがデメリット。きれいな状態を保つには定期的なメンテナンスが必要です。材質が硬いため転ぶと危ないということもあり、小さいお子さんや高齢者のいる家庭には不向きといえるでしょう。
また、防音性が低いため下の階などに音が響きやすいのも難点です。マンションなどでモルタル床にリフォームしたい場合、禁止されていることがあるので確認しましょう。冬はひんやりして床が冷たいというデメリットもありますが、床暖房との相性が良いのもポイントです。
モルタル は「セメント + 砂(細骨材) + 水」を混ぜ合わせた建築材料です。ここでの砂 (細骨材) とは、直径5mm以下の小さいものを指します。
ベースとなる粉末状のセメントは、水と混ぜることでペースト状になり、時間が経つと固まるという特徴があります。
セメントは固まる時に熱くなるのですが、その熱によって表面が乾燥したり、ひび割れが起きやすくなってしまいます。しかし砂を混ぜることによって、セメントの量を最小限にし、発熱を減らすことができます。さらにはセメントの一部を砂に置き換えることで、コストを減らすことできるという利点もあります。
モルタルの用途
- 仕上げ材
モルタルはきめ細やかな柔らかい素材なので、主に壁や床の「仕上げ材」として使われます。コテできれいに伸ばしたり、あえて塗りムラを表現したり、など色々なパターンで仕上げることができます。家具の天板や什器の仕上げなどに使われることもあります。 - 目地材
粘着力が高いため、タイルを貼ったり、レンガを積んだりするときの「目地材」としても使われています。 - 下地材
つるっとした平滑な面をつくることができるので、塗装やクロスを貼る前の下地材として使われることもあります。
モルタルの種類
モルタルにはいくつか種類があります。ここでは代表的なものを取り上げて説明します。
- セメントモルタル
最も安価でよく使用されている、一般的なモルタル。 - 無収縮モルタル(補修材)
モルタルが固まるときに収縮せず、ひび割れを起こさないモルタル。セメントモルタルよりも粘度が低くサラサラしており、コンクリート壁の隙間を埋めたり、ひび割れが起きてしまった部分の補修に使われています。コストが高いため、広範囲で使われることはほとんどありません。 - ポリマーセメントモルタル(下地材)
セメントモルタルにポリマーを加えたもの。セメントモルタルに比べて衝撃に強く、粘着性も高いため、下地材として使われることが多いです。 - 樹脂モルタル(仕上げ材、補修材)
セメントの代わりに樹脂を用いたモルタル。弾性がありひび割れに強く、防水性に優れているため、キッチンや洗面台の天板など水回りに用いられることが多いです。
高性能な分コストも高いので、用途に合わせてポイントを絞って取り入れるのがおすすめです。 - インスタントモルタル
セメントと砂が配合されており、水を混ぜるだけで使えるモルタルのこと。手軽につくれることからDIYでもよく使われています。 - カラーモルタル
白色のセメントに顔料を混ぜて着色したモルタルを、カラーモルタルといいます。一般的なセメントは、鉄分が入っているため灰色です。しかし灰色だと顔料を入れた時に発色がよくないため、鉄分を限りなく減らした白色のセメントが登場しました。和風の建物などでは、一般的なグレーのモルタルに墨を混ぜて黒っぽくした「墨モルタル」を使うこともあります。
コンクリートとの違い
「モルタル」と「コンクリート」の大きな違いは「材料」と「使用用途」です。
その違いは「砂利(粗骨材) が含まれているかどうか」によって生まれます。コンクリートの材料は「セメント + 砂(細骨材) + 砂利(粗骨材) +水」。つまりモルタルに砂利(粗骨材)を加えたものになります。ここでいう砂利とは、直径5mm以上の大きいものを指します。
コンクリートに含まれる砂利がセメントと結びつくことで、モルタルよりもひび割れに強いという特徴があります。これに鉄筋を入れると「鉄筋コンクリート」となり、建物の柱や梁、壁などの構造体として使われます。
砂利が入ることで、モルタルよりもザラザラとした質感で無骨な印象となります。
実際の工事の写真📷
施工前の状態



補修後


基礎は構造物の自重やそれを利用する電車、自動車、人や地震などの荷重を地盤に伝達し、構造物全体を支える役割を担っています。
構造物に作用する大きな力を地盤に伝えなければならないので、地盤がどの程度丈夫なのかによって基礎の種類を考えていく必要があります。
お家にとっての基礎は、人間で言う「足」の部分と同じです・・!
点検、お見積りはもちろん無料です^^
お気軽にアスプラスにご連絡、ご相談くださいね😊
基礎の補修が完了したら
次は基礎の部分にに「ニューアールダンテ」を塗って、仕上げていきます🌟
出逢いに感謝!!