松山市西石井町 伸縮門扉新設工事 ~取り付け前まで~ O様邸

こんにちは、乗松です。

今回は、愛媛県松山市西石井町にて【伸縮門扉新設工事】を行いました!


「モルタル」とは?コンクリートとの違いや注意点を解説!


モルタルは、建築材料の中でも人気な材料のひとつ。よく耳にする言葉ではありますが、「コンクリートと何が違うのか」「どんな性質の材料なのか」「どこに使うことができるのか」ということまで理解している人はあまりいないのではないでしょうか?
ここでは「モルタルとは何なのか」というところから、モルタル仕上げのメリットやデメリット、そして実際の施工事例までを紹介します。

モルタルとは?

モルタル はセメント + 砂(細骨材) + 水を混ぜ合わせた建築材料です。ここでの砂 (細骨材) とは、直径5mm以下の小さいものを指します。
ベースとなる粉末状のセメントは、水と混ぜることでペースト状になり、時間が経つと固まるという特徴があります。
セメントは固まる時に熱くなるのですが、その熱によって表面が乾燥したり、ひび割れが起きやすくなってしまいます。しかし砂を混ぜることによって、セメントの量を最小限にし、発熱を減らすことができます。さらにはセメントの一部を砂に置き換えることで、コストを減らすことできるという利点もあります。

モルタルの用途

  • 仕上げ材

    モルタルはきめ細やかな柔らかい素材なので、主に壁や床の「仕上げ材」として使われます。コテできれいに伸ばしたり、あえて塗りムラを表現したり、など色々なパターンで仕上げることができます。家具の天板や什器の仕上げなどに使われることもあります。

  • 目地材

    粘着力が高いため、タイルを貼ったり、レンガを積んだりするときの「目地材」としても使われています。

  • 下地材

    つるっとした平滑な面をつくることができるので、塗装やクロスを貼る前の下地材として使われることもあります。



モルタルの種類

モルタルにはいくつか種類があります。ここでは代表的なものを取り上げて説明します。

  • セメントモルタル

    最も安価でよく使用されている、一般的なモルタル。

  • 無収縮モルタル(補修材)

    モルタルが固まるときに収縮せず、ひび割れを起こさないモルタル。セメントモルタルよりも粘度が低くサラサラしており、コンクリート壁の隙間を埋めたり、ひび割れが起きてしまった部分の補修に使われています。コストが高いため、広範囲で使われることはほとんどありません。

  • ポリマーセメントモルタル(下地材)

    セメントモルタルにポリマーを加えたもの。セメントモルタルに比べて衝撃に強く、粘着性も高いため、下地材として使われることが多いです。

  • 樹脂モルタル(仕上げ材、補修材)

    セメントの代わりに樹脂を用いたモルタル。弾性がありひび割れに強く、防水性に優れているため、キッチンや洗面台の天板など水回りに用いられることが多いです。
    高性能な分コストも高いので、用途に合わせてポイントを絞って取り入れるのがおすすめです。

  • インスタントモルタル

    セメントと砂が配合されており、水を混ぜるだけで使えるモルタルのこと。手軽につくれることからDIYでもよく使われています。

  • カラーモルタル
    白色のセメントに顔料を混ぜて着色したモルタルを、カラーモルタルといいます。一般的なセメントは、鉄分が入っているため灰色です。しかし灰色だと顔料を入れた時に発色がよくないため、鉄分を限りなく減らした白色のセメントが登場しました。和風の建物などでは、一般的なグレーのモルタルに墨を混ぜて黒っぽくした「墨モルタル」を使うこともあります。



コンクリートとの違い

「モルタル」と「コンクリート」の大きな違いは材料使用用途です。
その違いは「砂利(粗骨材) が含まれているかどうか」によって生まれます。コンクリートの材料は「セメント + 砂(細骨材) + 砂利(粗骨材) +水」。つまりモルタルに砂利(粗骨材)を加えたものになります。ここでいう砂利とは、直径5mm以上の大きいものを指します。
コンクリートに含まれる砂利がセメントと結びつくことで、モルタルよりもひび割れに強いという特徴があります。これに鉄筋を入れると「鉄筋コンクリート」となり、建物の柱や梁、壁などの構造体として使われます。
砂利が入ることで、モルタルよりもザラザラとした質感で無骨な印象となります。

モルタル仕上げのメリット

続いて、モルタル仕上げのメリットを紹介いたします。
大きく分けて、デザイン性耐火性安価といった点があります。

デザイン性が高い

何よりもデザイン性の高さが人気の秘訣。どんな空間にも馴染みやすく、お洒落に仕上がる万能な材料です。仕上げ方一つでモダンな印象になったり、優しい雰囲気になったりなど、印象がガラリと変わります。
特にコテを使って手で塗る「手塗り」には高度な技術が必要で、左官職人は一人前になるのに時間がかかるとも言われています。仕上げのパターンが豊富な分、奥が深い業種なのです。

 耐火性がある

モルタルは原料がセメントと砂でできているため、燃えにくいという特徴があります。そのため都市部の外壁などに必要とされる「耐火構造」や「防火構造」としても認められています。

比較的安価に施工できる

コストを抑えられるというのもメリットの一つです。モルタルは材料費が安いので、床をタイルにしたり、フローリングにしたりするよりも安く施工することができます。
ただし塗りのパターンにこだわったり、無収縮モルタルや樹脂モルタルなどの高性能なモルタルを使う場合にはコストが高くなることもあります。

モルタル仕上げのデメリット

ひび割れが起きやすい

セメントの一部を砂に置き換えているモルタルですが、どうしてもひび割れのリスクは避けられません。表面の割れはそこまで問題ではありませんが、外壁に大きなひび割れができた場合には壁の中に雨水が侵入し、劣化や雨漏りの原因になります。施工業者の腕によって、仕上がりだけでなく耐久性も変わってくるので、業者選びにも注意が必要です。

定期的なメンテナンスが必要

ひび割れによる劣化や、汚れ、カビを防ぐためには定期的なメンテナンスが必要です。10年に一度くらいの頻度で、施工業者に現地を見てもらい、補修や塗り替えなどのメンテナンスをしてもらうことをおすすめします。ただし、幅1mm程度の大きなひび割れがある時には雨漏りのリスクがあるので、なるべく早く補修をした方が安全です。


実際の工事写真📷



伸縮門扉取り付けの為、横部分を斫ってモルタルで補修していきました!🪄







まとめ

モルタルの特徴や施工事例について紹介しました。
デザインの良し悪しだけでなく、特性やメリット・デメリットを理解した上で素材を選ぶことが、家づくりにおいてはとても大切です!

最後まで読んでいただきありがとうございました^^

何かお困りの事がございましたらお気軽にご連絡、ご相談くださいね☺️

出逢いに感謝!!




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この記事を書いた人

株式会社アスプラスのアバター 株式会社アスプラス 松山市の屋根・外壁専門店

私たちは、愛媛県松山市で創業70年以上の歴史がある外装リフォーム店です。瓦屋根の専門店として創業以来、地域の皆様の大切な住まいを守り続けてきました。
「 明日にプラスを 」という企業理念をもって、一軒一軒の住まいを、 明日はもっと快適に。 明日はもっと安心に。 明日はもっと素敵に。そんな想いで、リフォームを通じて お客様の暮らしに確かな「プラス」をお届けします。

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