松山市平井町 お家リフォーム前の造成工事 ~防草シート張り・砂利敷編~

こんにちは、乗松です。
前回に引き続き、今回は「防草シート張りと砂利敷編」をお届けします!
「防草シートの貼り方ってどうやるんだろう?」
「失敗して雑草が生えてこないか心配・・・」
雑草のわずらわしさから解放されるために、せっかくお金と時間をかけても効果がないとがっかりしてしまいますよね。
実は、防草シートの敷き方は下準備をしっかりすれば失敗する確率が格段に下がります。
段取り八部という言葉があるように、下準備が成功の80%を決めると言っても過言ではありません。
残りの20%は、シートを敷く実際の作業ということになります。
防草シートを成功させるための一番の秘訣は「完璧な下準備」です。
実際に敷くのは難しいことではありません。
なぜなら、下準備を怠るとどんなに上手な人が敷いても、必ず失敗するからです。
STEP1.茎葉処理型(液剤)ですぐに雑草を枯らす
●除草剤の効果を最大限発揮させるため、晴れた日の午前中に散布しましょう!
液体除草剤は雨が降ると効果が落ちてしまいます。
そのため、晴れた日の午前中、できれば何日か晴れが続く日に散布をしましょう。
STEP2.枯れた雑草を集草する
今生えている雑草が完全に枯れたら、草刈り機や鎌などで綺麗に刈り、集草しましょう。
雑草を刈って集草せずそのままシートを敷いてしまうと、刈り屑でシートが浮いてしまいます。
綺麗に仕上げるためと思って、かんばって集草しましょう。集めた草は、ゴミ袋などにまとめておきましょう。
この2ステップで、雑草の処理は完了です!
このような場合、次のようなことが発生する場合があります。
・竹があなたの土地に侵入し、防草シートを破壊します。
・蔓(つる)性植物があなたの土地に侵入し、シートを上に繁茂します。
対策としては、竹林がある場合は、「防竹シート」を用いて少し大きな作業をする必要がありますが、防ぐことができます。
蔓性植物の場合は、定期的に侵食がないかチェックをして侵入を許さないようにしましょう!
シート同士の重ね代を15cm以上確保する
防草シートは必ず15cm以上の重ね代を確保しましょう。
重ねしろが少ないと隙間から雑草が生えてきます。20万平米以上の施工実績から、重ねしろは最低15cm以上必要と断言できます。
しっかり整地をしておく
整地をすることで、防草シートにとって4つのメリットがあります。
①綺麗に仕上がり、見栄えが良い
②地面との空間が少なくなるので、雑草が生えづらい環境を作ることができる
③地面と密接しているので、シートが風でめくれにくくなる
整地をするだけで、3つの大きなメリットが生まれます。
整地をしないと、上述したメリットの逆の結果になり、「失敗」してしまいます。
真っ直ぐな板など、できればトンボ(レーキ)を使ってできるだけデコボコの無いように整えましょう。
防草シートは耐久性があるものを選ぶ
防草シートは耐久性があるものを選びましょう。
私たちミドリスのメンバーが今まで10万平米以上、防草シートの施工をしましたが、廉価品を使用するとすぐに雑草が生えてしまいます。
品質の悪いシートは安価で手に入れることができます。
しかし、物には相場というものがあり、安いのには理由があります。
「安かろう悪かろう」の通り、格安の防草シートには「その代わり耐久性も低い」という理由があるのです。
STEP1.端から敷いていく
シートを敷くときには、端っこから敷いていきましょう。
真ん中から敷くとロスが生まれてしまいます。
そのため、端から敷いていきましょう。
STEP2.防草シート固定ピンは最低でも50cm間隔で打つ
固定ピンは1章で記載した通り、50cm間隔で打っていきましょう。
●固定ぴんを1mごとに仮止めで施工効率UP!
ピンを打つ場合は、まず1mごとにピンを打ってシートを仮止めしましょう。
都度50cm間隔で打つより、仮止めした後にまとめて増し打ちをした方が施工効率が上がります!
STEP3.重ね代を15cm確保する
ここで費用を抑えようと思って重ねしろを少なくすると、後で雑草が生えてきて余計な管理コストがかかります。
そのため、最初にしっかりと施工することで、その後の維持管理を簡単にすることができます。
STEP4.防草シートの接続部分とピンの穴に防草シート用テープを貼る
雑草の力は非常に強いので、「シートの継ぎ目」「ピンの穴」「シートの端部」に隙間を見つけて生えてきます。
テープを使用することで、隙間を塞ぐので、雑草が生えるのを防ぐことができます。
費用は、20平米(約6坪)で4000円程度ですので、少しの費用で大きな効果を得ることができます。


砂利を敷く
【平米数の出し方】
【縦の長さ(m)×横の長さ(m)=平米数(へいべいすう)】
平米数をもとに、どれだけ砂利が必要か計算します。
砂利を敷く厚みにより量は変わりますが、基本的に砂利は1平米につき大体60~80kgほど必要となります。
自分で計算するのが難しいと思う場合は、砂利の必要量を無料で計算してくれるサイトもありますので、そういったサイトを活用してみることも良いかもしれません。
【砂利の種類】
・白玉砂利:一番人気となっており、和風・洋風どちらにもよく使われております。
・赤玉砂利:赤みがかった石ですので、温もりのある明るい印象となります。
・青砕石砂利:青みがかって角ばっており、落ち着きのある印象を演出します。
・五色砂利:5つの色の石が混ざっているため、庭が鮮やかな印象になります。
雑草が出にくい砂利の庭を作るには
砂利の中から雑草が生えてしまうリスクを減らすために、雑草が出にくい砂利の庭を作る方法を紹介します。
・雑草防止シートを敷く
先述した通り、雑草防止シートを敷くことで雑草が生えるリスクを減らすことができます。雑草が生えにくくなれば、庭のお手入れのために砂利を撤去して敷き直す必要もないので、砂利を長持ちさせることにもつながるでしょう。
・砂利を厚く敷き詰める
砂利を厚く敷けば、そのぶん太陽の光が土に届かなくなるため雑草が生えにくくなります。一般的には3~5cmほどの厚さで敷けば、数年は雑草が生えないと言われております。
・除草剤を使う
すべての植物を枯らすものと特定の雑草を枯らすものとあるので、目的に合わせて使い分けてください。
・水で固まる土を使う
水をかけるだけで固まるタイプのコンクリートのような土です。砂利を敷く前の土の上に5cm以上敷いてください。
庭の砂利も敷き方次第で、雑草が発生するリスクを減らすことができますので、色々検討してみてはいかがでしょうか。
砂利は防犯対策にもなる
砂利は防犯対策にも役立てることができる便利なものです。敷地内に敷き詰めることで、砂利を踏まないと家の中に侵入できないという環境をつくることができます。通らなければ家に侵入できない場所を重点的に、広い範囲で防犯砂利を敷くようにしましょう。
砂利にはさまざまな種類や大きさがあるので、自分の庭に合ったものだけでなく、どういった庭にしたいかによって使うものを選ぶことが大切です。



ビフォー

アフター

まとめ
庭への砂利の敷き方は難しそうですが、庭に雑草があまり生えていなければ、意外と簡単にできます。しかし庭が草ぼうぼうとなってしまっていると、まず草むしりがとてもおっくうな作業となります。また庭仕事が苦手な方や不安な方もいらっしゃることでしょう。
このように、独自で砂利敷き作業を行うことが不安な場合は、思い切って業者に依頼されることをおすすめします。依頼すれば、除草作業から砂利を敷く作業まで行ってくれるので安心です。
アスプラスは造成工事、リフォーム、外構工事なども行っております!
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次回のリフォーム記事もお楽しみに~♪