松山市太山寺 波板交換 破損 外壁塗装 雨漏り 屋根塗装 Y様邸

こんにちは、乗松です。
今回は、愛媛県松山市太山寺にて【波板交換】を行いました!
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屋根の施工に波板を使用したいと考えた際、まずは種類選びに困るでしょう。
そもそも、波板にはどれくらい種類があるのか分からない人も多いはずです。
「波板の種類が知りたい」
「波板の種類ごとの、メリットやデメリット、適した使用方法などが知りたい」
このような疑問を持つあなたへ、この記事では波板の種類とそれぞれの特徴を紹介していきます。
波板の種類
波板の素材には、以下の5種類があります。
・ポリカーボネート製
・ガルバリウム鋼板製
・トタン製
・塩化ビニル樹脂製
・塩化ビニル樹脂(ガラスネット入り)製
それぞれの種類のメリットやデメリット、どんな施工に向いているかを紹介します。
なお、現在は入手困難となった「トタン」「塩化ビニル樹脂」「塩化ビニル樹脂(ガラスネット入り)」は弊社では使用していません。
カーポートやベランダ屋根などの新規の工事では、基本的にポリカーボネート製がおすすめです。
ポリカーボネート製

ポリカーボネートは、合成樹脂の一種で、透明性や耐衝撃性に優れているため人気の高い種類となっています。
ポリカーボネート製のメリットは、透明性や耐衝撃性、耐紫外線に優れていることです。
紫外線の影響を受けやすいテラスやバルコニーの屋根の施工に向いています。
また、価格変動が小さく機能面でもメリットが多いため、弊社では波板の施工時は基本的にポリカーボネート製のみを使用しています。
ひとつデメリットを挙げるとすれば、ほかの種類と異なり裏表があることでしょう。
裏表を誤って使用してしまうと、本来の耐衝撃性や耐紫外線などの機能が十分に活かせません。
ガルバリウム鋼板製

ルバリウム鋼板製は防食性のメッキを施してあり、最も高価な種類となっています。
ガルバリウム鋼板製のメリットは、耐食性や耐熱性に優れているため長持ちすることです。強度があり寿命が長いことから、住宅や倉庫、工場の屋根に使われます。また、錆びに強いので海岸沿いの家屋の施工にも向いています。
ガルバリウム鋼板製のデメリットは、5種類のなかで最も高価なことでしょう。
ただし、納得の強度と寿命を得られるため、決して損をするような価格ではありません。
トタン製

トタン製は亜鉛メッキが施された、耐性に優れた種類です。
薄い鉄で作られており、真っ直ぐな形状の板よりも波状の方が強度が増します。
トタン製のメリットは、耐久性が高いことが挙げられます。
ただし、最近では入手が困難となっているため、施工で取り扱うことが難しいというデメリットがあります。また、錆びやすいことも大きな弱点となるでしょう。
屋根材や囲いとして幅広く利用されてきましたが、現在はほとんど使われていません。
もしトタン製の波板の使用を検討されている場合、代わりとして耐久性の高いガルバリウム製やポリカーボネート製をおすすめします。
波板の規格サイズの種類
波板には、6~10尺といったさまざまな規格サイズがあります。
ポリカーボネート製の鉄板小波波板の場合は、6尺サイズの長さが1,820mmで、幅は655mmです。
尺数が大きくなると長さは増えますが、幅は変わりません。
ポリカーボネート製の波板の縦の長さは、尺数によって以下のように変わります。
・7尺:2,120mm
・8尺:2,420mm
・9尺:2,730mm
・10尺:3,030mm
ちなみに、波板の既製品には以下のサイズがありません。
・3尺
・4尺
・5尺
そのため、3尺の波板が必要であれば6尺を、4尺の場合は8尺を半分にして使用するようにします。
また、波板は同じ尺数でも素材が変われば大きさが変化します。
ガルバリウム鋼板製の鉄板小波波板では、6尺の規格サイズは長さが1,820mmで、幅が795mmです。
ただし、幅はメーカーによって異なる場合があります。
ポリカーボネート製と長さは同じですが、幅は広くなっています。
素材によってサイズが異なる点を覚えておき、必要な波板の枚数を計算するようにしましょう。
波板を固定する留め具の種類
波板を固定するための留め具には、さまざまな種類があります。
留め具には、主に以下の5つのタイプがあります。
・ビス
・ポリカフック
・傘釘
・フックボルト
・パイプボルト
以下にて、それぞれの留め具の特徴や施工に適した下地タイプを紹介していきましょう。
ビス
ビスタイプの留め具は、しっかりと固定しやすいようにらせん状の溝がネジ部分に刻まれています。
下地が木製や金属製の場合に使用します。
また、下地によってビスの種類が異なるので間違わないように選びましょう。
ポリカフック
ポリカフックタイプは、その名の通りポリカーボネート製の留め具です。
ポリカーボネートが原料なので、耐久性に優れています。
先はフック状になっており、下地にしっかりと固定できるようになっています。
ポリカフックは下地がアルミ製の場合に使用するタイプです。
また、下地の幅に合わせて施工できるように、フックの長さに複数のサイズがあるのが特徴です。
ポリカフックを使用する場合は、必ず下地の幅を測定してからフックの長さを選びましょう。
傘釘
傘釘は、留め具と波板の隙間から雨漏りが発生するのを防ぐために、傘に似た抑え材がついた釘です。
釘自体はステンレス製で、下地が木製の場合に使われます。
フックボルト
フックボルトタイプは、金属製の留め具で先がフック状になっています。
波板屋根の下地がL状のアングルの場合に使われます。
カタカナの「レ」の形に先端が曲がっているのが特徴です。
パイプボルト
パイプボルトは、波板屋根の下地がパイプタイプの際に使用する留め具です。
先端が釣り針のような形に曲がっており、パイプに引っかけるようにして固定します。
実際の工事の写真📷



施工する波板を選ぶ際は、メリットとデメリットを確認することで適切な種類を選べます。
波板を使用する目的や長持ちしてほしい年数を明確にすると、種類選びで迷わずに済むでしょう!
アスプラスは、波板撤去・交換も行っております。
お客様のご希望にそって施工させていただきます!
お困りの方はお気軽にアスプラスにご連絡、ご相談ください😊
もちろん点検、お見積りは無料です!
出逢いに感謝!!