屋根瓦の種類のまとめ~和瓦や洋瓦など知っておきたい瓦の基礎知識!

こんにちは、乗松です。
屋根は、その家(建物)で長く暮らしていく上で
ポイント① 居住性(快適性) … 暑い、寒い、雨音など騒音etc.
ポイント② 耐久性(持続性) … 紫外線劣化、サビ、変色(色褪せ)、割れ、屋根下地木材等の劣化etc.
この2つのポイントにおいて、とても大切な場所の一つです。
初期コストだけでなく、後々のランニングコスト、メンテナンス頻度や補修・塗装等も考慮し、大切な建物のため、また快適な生活空間のためにも、しっかりとご検討されることをおすすめします!
屋根材を選ぶ時に、結局何が一番いいの?
💡一番オススメは石州瓦の屋根!!
耐久性 | 断熱性 | 遮音性 | 耐震性 | 初期コスト | 維持コスト | |
瓦屋根 | ◎ | ◎ | ◎ | △ | 〇 | ◎ |
スレート屋根 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | △ |
金属屋根 | 〇 | △ | △ | ◎ | ◎ | △ |
セメント屋根 | 〇 | ◎ | ◎ | △ | ◎ | △ |
陶器瓦、粘土瓦の種類(形、日本瓦、和瓦、洋瓦)
粘土瓦と陶器瓦は基本的に同じものです。
業界では…
『粘土瓦』 … 焼き物の瓦全般。
『陶器瓦』 … 釉薬によって色を付けた粘土瓦。
『いぶし瓦』… 瓦の素地自体を燻化し、銀色になった粘土瓦。
『素焼瓦』 … 釉薬をかけずに焼いている粘土瓦
に分けられます。
J形
(和瓦/日本瓦)
桟山裏で瓦裏通気を、表面谷部で雨水を効率的に軒先へ排出。
日本の気候風土に適した安心と信頼の形です!
- ウルトラ3S瓦スーパー
- 軽量防災瓦 SafetySlim
- 超低勾配対応 スーパーモランJ
S形
(南欧風洋瓦)
桟山部分が大きく、瓦曲線がよりハッキリした形が特徴。
ヨーロッパの伝統的なスパニッシュ瓦を模した洋瓦。
- スーパーモランS
F形
(平板瓦)
平らな形で、スッキリしたデザインの陶器瓦。
スレートのようなシャープな印象の屋根を創ります。
瓦の重量と耐震性の関係
『重い屋根は地震に弱い』 今ではそう言われています。
単純に考えれば、トップが重い「頭が重く、体・足が細い」モノは、確かに大きく揺れます。しかしモノは住宅であり建築物です。人間もそうですが、足腰が鍛えられた肉体こそ力強く強靭な体の持ち主といわれるように、住宅もまた足腰(基礎・柱・壁)の強靭な構造こそが強く、地震だけでなく、台風や豪雨から我々の住まい・暮らしを守ってくれます。それが建築物の強さの基本です。
どちらの建物が良いですか?
① 軽い屋根 + それに見合った比較的軽い建物
② 重い屋根 + それに見合ったしっかりとした建物
建物の耐震性は「屋根が重たい/軽い」というよりも、重たいものでもしっかりと支えることのできる建物自体の構造が最も重要です。
地震や台風の際に、瓦屋根の被害がよくテレビで報道されます。
近年、東日本大震災、熊本地震、また令和元年千葉県を襲った台風15号など、多くの古い瓦屋根に被害が多数発生しました。
但し、令和元年の台風15号(房総半島台風)の被害状況が確認された際に、瓦施工業界が定めている『ガイドライン工法』に従って設計・施工された瓦屋根には被害がないまたは被害があったとしても比較的軽微であったことが報告されています。ガイドラインに準拠した工法は、令和4年1月1日より、新築・増改築において法制化されます。
また、もし何らかの理由で瓦が割れてしまっても、瓦は1枚からの交換が可能です。再塗装などの大掛かりなメンテナンスも必要ありません。
瓦屋根は、10年先、20年先、30年先でも、とても安心な屋根材です!
和瓦

洋瓦

企業理念
『明日』に『プラス』を
一軒一軒の住まいを、 明日はもっと快適に。 明日はもっと安心に。 明日はもっと素敵に。
私たちは、外装リフォームを通じて、 お客様の暮らしに確かな「プラス」をお届けします!