外壁塗装の剥がれの原因 ひび割れ 雨漏り 外壁塗装 屋根塗装

こんにちは、乗松です。
・外壁に剥がれを発見したけど、なんで剥がれているんだろう?
・軽微なものだし、放置しておいても問題ないかな?
・剥がれの適切な対処法を知りたい
外壁は日々紫外線や雨風にさらされており、様々な症状が出てきます。
中でも、今回着目するのが「剥がれ」。
塗料がめくれてしまっている状態を指します。
一見大したことがない剥がれであっても、それがきっかけで建物に甚大な被害を及ぼす可能性があります。
お宅の資産価値を著しく低下させてしまう要因にもなるので、適切かつ早急な対応が不可欠です。
外壁塗装の剥がれの放置は危険!放置することによるリスク
冒頭でも書いた通り、外壁塗装の剥がれの放置は非常に危険です。
基本的に、剥がれは湿気が溜まり膨れた結果、捲れることが多いです。
剥がれを放置することにより様々なリスクがあるので、一つひとつ見ていきましょう。
耐久年数
塗装の剥がれを放置すると、外壁材そのものの寿命が縮んでしまい、お住まいの耐久性が大幅に短くなってしまいます。
本来、外壁塗装は建物を紫外線や雨風から守る保護フィルムのような役割を担っています。
しかし、捲れてしまうと外壁は本来の性能を発揮できず、耐久年数に影響するのです。
例えば、本来20~30年の耐久性を持つサイディング外壁であっても、塗装が剥がれた状態で放置すれば10~15年で表面がボロボロになってしまいます。
その結果、再塗装では済まず、高額な「張り替え工事」が必要となってしまうのです。
このように、お住まいに長く住み続けるためにも、塗装の剥がれを放置するのは危険なのです。
雨漏りやシロアリ発生など甚大な腐食につながる
次に、上記で書いた通り、剥がれの原因として最も多いのは湿気です。
湿気による剥がれは、雨漏りやシロアリを呼び込む入り口となってしまいます。
具体的には、以下の通りです。
- 雨漏り:
湿気が内部に侵入しやすくなるため、中が腐ってしまい雨漏りに発展する。 - シロアリ:
床下が湿気で木材が常に湿気を帯びていると発生することがある。
シロアリは、床下の見えない箇所に発生するので、気づいていないけど発生することが割とある。
(新築時に対策の薬剤が塗布されていないと、発生する可能性もある)
実際にマスカットホームの現場で、「タイルが剥がれ落ちた壁をめくったら、下地の合板がシロアリに食われていたボロボロだった」という衝撃的な現場がありました。
このお宅では、見えないところで被害が深刻化しており、大掛かりな追加工事が必要になってしまいました。
このように、外から見える小さな剥がれが深刻な事態に発展してしまうことがあるのです。
建物の資産価値が著しく低下してしまう
たかが外壁の剥がれと思って放置していると、建物の資産価値を著しく低下させてしまうことになります。
不動産取引の世界で、一度発生した雨漏りやシロアリは他の箇所は大丈夫かと問題になるため、重大な瑕疵として扱われるものです。
仮に将来的にお住まいを売却される際、この事実があるだけで大幅な値引きの要求、最悪の場合、契約事態が破談になることもあります。
大切なお住まいを価値ある資産として守るためにも、外壁の剥がれは放置せずに資産価値を維持するためのサインと捉えるようにしましょう。
外壁塗装が剥がれる5つの原因
次に、外壁塗装が剥がれる細かい原因を5つ見ていきましょう。
これから紹介するものに心当たりがある方は、早めに信頼できる外壁塗装業者に連絡することをオススメします。

施工不良
塗装してからわずか5年以内で剥がれが発生した場合、施工不良である可能性が高いです。
本来、適正に施工された外壁塗装は10年以上の耐久性を持ちます。
それより短い期間で外壁が剥がれるのは、下塗りをしておらず、上塗りの密着が悪い場合に発生することがあります。
これは、本来やるべき工程を省いているので、深刻な施工不良といえます。
もしお宅で早期の剥がれを発見した場合は、施工した業者に保証期間内での無償補修を求めるのがオススメです。
経年劣化
前述の通り、湿気による経年劣化が原因の中で一番多いです。
10~15年ではなかなか剥がれることはありませんが、20年くらい経つと剥がれてしまう家は割とあります。
どんなに高品質な塗装であっても、外壁は長年紫外線や雨風にさらされ続けます。
その結果、塗料の樹脂が劣化し、防水機能や壁への付着力が徐々に失ってしまうのです。
経年劣化による剥がれは、どの家でも起こりえる避けられない現象です。
外壁材自体の問題
表面の塗装ではなく、その下にある「外壁材そのもの」の劣化や不具合が剥がれを引き起こしていることもあります。
特に、タイルは捲れやすい傾向があります。
タイル自体に重量があるため、壁から剥がれてしまう「滑落」という現象が起こってしまうのです。
実際に、マスカットホームが対応した事例でも、タイルが滑落した現場がありました。
この場合、塗装のやり直しだけでは解決しないので、下地から作り直す大掛かりな工事が必要となってしまいます。
このように、外壁材が原因の剥がれの場合、外壁材の張り替えや補修といった専門的な工事が不可欠です。
環境的要因
お住まいが経っている環境が、剥がれやすさの原因になることもあります。
特に湿気が溜まりやすい住環境は、比較的剥がれが起きる可能性が高いです。
具体的には、家の北側や隣家との間隔が狭い壁面は日当たりが悪く、風通しも悪いので常に湿気がこもりがちです。
マスカットホームが施工する箕面市・豊中市エリアは一般的な気候ですが、住宅密集地や緑の多い場所は湿気による劣化の進行が早い傾向があります。
ご自身のお宅の環境をしっかり理解し、その環境に適したメンテナンスを行うようにしましょう。
物理的な損傷
物理的な損傷が塗装の剥がれの原因になることもあります。
具体的には以下のようなものです。
- 台風や強風による飛来物
- 日常のうっかりした出来事で物をぶつけてしまう
まとめ
今回は、外壁で発生する「剥がれ」の原因と対処法について詳しく解説してきました。
- 建物の状態を確認・写真を撮影する
- 保証の範囲内か保証書を確認する
- 適切な補修方法を判断するために信頼できる業者に依頼する
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